ハンドメイド♪ お金も時間もかかるマニアックな趣味 透明骨格標本の作り方♪ 理系人間に


透明骨格標本というものをご存知でしょうか。
魚などの小動物は、普通の骨格標本を作るのが難しいため、代わりに特殊な薬品を使って骨を染色し、筋肉には透明になる処理をした「透明骨格標本」を作って、これで骨格の観察を行っているそうです。
 
学術分野では昔から使われていたようですが、近年になって、透明に処理された筋肉と、青(軟骨)と赤(硬骨)の2色に染色された骨格の美しさから、インテリアやコレクションアイテムとして人気が出ているそうです。
 
ホルマリン等の特殊な薬品を何種類も使いますので、それなりにお金がかかります。
完成までにかかる時間も、メダカサイズで2~3週間だそうです。
初めのうちは、理科が好きなお子さんの自由研究に良いんじゃないかな?と思ったのですが、お金も時間もかかるし、何より使用する薬品に危険物や劇物のものがあるので、自分でハンドメイドするなら高校生以上向きだと思いました。
 
とは言え、高校生も未成年ですので、きちんとした大人の方の監督下で行ってください。
ご紹介する動画は、透明骨格標本について分かりやすく説明されている、言わば入門編です。
 
今後、可能であれば、詳しい作り方などもご紹介していきたいと思います。
目にするのも初めてだ、という人も多いのではないかと思います。面白いと思うか、赤と青の染色が気持ち悪いと思うかは人それぞれ。
ご興味を持っていただけたら幸いです。

[材料と道具]

 標本にする魚 …この作品ではドジョウとタナゴ
 ホルマリン
 アルシアンブルー
 水酸化カリウム水溶液
 アリザリンレッド
 グリセリン
 保存容器
 ピンセット

[作り方]

1. 固定:標本にする生き物をホルマリンに数日間漬け込んで、たんぱく質がバラバラにならない加工をする。
 
2. 洗浄:粘液や汚れ、皮やウロコ等の不必要な部分を取り除く。
 
3. 軟骨の染色:軟骨に含まれるコンドロイチン硫酸を、アルシアンブルーで青色に染める。
 
4. たんぱく質の溶解:水酸化カリウム水溶液でたんぱく質を分解して透明化し、骨格が見えるようにする。
 
5. 硬骨の染色:硬骨に含まれるカルシウムイオンを、アリザリンレッドで赤色に染色する。
 
6. グリセリン置換:標本にする生き物に含まれている水分をグリセリンに置換する。

完成です♪

ハンドメイド♪ お金も時間もかかるマニアックな趣味 透明骨格標本の作り方♪ 理系人間にまとめ

上記の手順には、他のサイトで調べた情報も含まれています。
使用する薬品は、購入する際に印鑑と身分証明書の提示が必要なようです。
全ての薬品がセットになったキットもあるようですので、初挑戦の方はそちらが便利かもしれません。
 
それでは、何かと忙しい年の瀬ですので、ご自愛してお過ごしくださいませ。